日本画科– マスターコース –

三輪さゆり
井上明敏

カリキュラム1年制継続可能

※マスターコース継続される方のみ
2年目以降、2日・1日コースを
特別料金で受講できます

絵画の長い歴史の中で日本画は多彩な技法や技術を駆使して
建物内を装飾し、信仰の対象になる仏画等を描いてきました。
表現方法が違っても現代迄引き継がれているのは線描です。
リズミカルな抑揚有る日本画独特の美しい線を追求して行きます。
その他箔技法などを修得しながら、小品から大作まで麻紙や絹本で表現して行きます。

開講日<月・火・水・木・金・土曜日>の内、週3日
開講時間午前の授業 10時~12時30分 / 午後の授業 13:30分~16時
入学金30,000円(初回のみ)*
授業料440,000円(材料費別・税込み)*
実習費60,000円*
施設費100,000円*
諸経費20,000円
合計650,000円
担当講師井上明敏(月・火・水・金曜日)・三輪さゆり(木・土曜日)
ご案内
  • ※印 学費分納可 手数料5,000円
  • 学費には通常の授業料と各講座(クロッキー・校外学習の一部・スクール展)などの参加費が含まれています。
  • 入学金は最初の年だけで、翌年以降は不要となります。途中休学される場合3ヵ年有効です。
  • いったん納入されました入学金、授業料の返還は、学校都合による場合を除き致しかねますのでご了承ください。

担当講師

三輪さゆり

経歴

女子美術大学日本画科卒、同大学院卒業後、仏・レンヌ市美術学校に学ぶ

今野忠一先生、松本哲男先生を師と仰ぐ

日本美術院院友、昇龍会所属 個展(京王プラザホテル他)

授業内容

日本画を初めて習う方は簡単な鉛筆デッサンから始めましょう。すべての基礎はデッサンです。

デッサンに関しては丁寧にご指導いたしますので着実に身についていきます。

次に透明水彩で着彩します。ある程度描けるようになりましたら、岩絵の具を使用して本画制作に移ります。

基礎の出来ている方は小下図制作から本画に移ります。また公募展に出品されたい方は50号前後の制作も可能です。

教室には各自のロッカーがありますので制作中の絵や画材も置いておけます。

持ち物

描きたい絵の資料、筆記用具
(画材は購買部にてご用意しておりますが、お手持ちの画材もお持ちになってみて下さい)。

三輪さゆり先生作品

井上明敏

経歴

武蔵野美術大学 日本画科卒、
同大学院 修了。
日本美術院 院友、
院展、画塾展「八幡会」
絵画の地平線、現代日本画展など出展

授業内容

初めての方には、写生の基本から、本格的な日本画制作まで丁寧な指導を心がけます。

経験のある方には、県展、各種コンクール、団体公募展、通信教育課程の課題、修了制作のサポート、個展・グループ展発表のための作品制作支援、鉛筆・木炭デッサン/水彩/石膏デッサンのみでも幅広く親切な対応、指導を目指しています。

自由に制作したい方には、アドバイスと指導等も個々に合わせて相談しながら行います。

持ち物

日本画材購入については必ず事前に説明します。またその画材のほとんどが、一般のデッサン(写生)用具と共に購買部にて用意しております。

井上明敏先生作品

授業風景

デッサン(写生)
着彩(水彩)透明水彩で着彩
小下図制作
トレース
広々としたスペースでゆったりじっくり
硬い鉛筆で写します
骨描き
墨を使って輪郭線を描きます
着彩(岩絵の具)
着彩(岩絵の具)
箔技法
絹絵の湯引き
絹絵1
砂子の美しさもまた格別です
絹絵2
裏箔の美しさを生かして描きます
モデル実習
定期的にモデル実習を行っています
モデル実習
講評会
特別講師を招いての講評会