創作人形科– マスターコース –

稲邉智津子
固定ポーズ人形
河津明美
衣装
浦野由美
球体関節人形

カリキュラム1年制継続可能

※マスターコースを
継続される方のみ
2年目以降、
2日・1日コースを
特別料金で受講できます

人形制作とは総合芸術とも言えるものです。

人の形を借り表現するまでに、デッサン力から石塑、ビスク、布、皮等あらゆる素材を扱う技術が必要です。創作人形科では一から丁寧に個々に合わせた指導をしています。

開講日<木・金・土曜日クラス>週3日
開講時間午前の授業 10時~12時30分 / 午後の授業 13時30分~16時
入学金30,000円(初回のみ)*
授業料440,000円(材料費別・税込み)*
実習費60,000円*
施設費100,000円*
合計630,000円
担当講師三輪輝子(特別講師)、稲邉智津子、浦野由美、河津明美(衣装)
ご案内
  • ※印 学費分納可 手数料5,000円
  • 学費には通常の授業料と各講座(クロッキー・校外学習の一部・スクール展)などの参加費が含まれています。
  • 入学金は最初の年だけで、翌年以降は不要となります。途中休学される場合3ヵ年有効です。
  • いったん納入されました入学金、授業料の返還は、学校都合による場合を除き致しかねますのでご了承ください。

担当講師

稲邉智津子

経歴

1981 創作人形と出逢う

1987 日本創作人形協会展グランプリ

1994~98 フランス・イギリス・ドイツ・オランダ・アメリカなど招待作家と海外個展

2003 ブランド着物「花あかり」発表

2011 ローマ教皇ベネディクト16世に作品「ひかり」献上

2012 第30回記念個展(銀座三越)

2014~16 ドイツ「マックスオスカーアルノルト」受賞

2019 第50回記念個展(日本橋三越本店)

2020 蘭夢美術館(徳島県美馬市)作品「あんみつ姫」収蔵

埼玉県さいたま市在住

授業内容
  1. 作りたい人形のイメージを作りスケッチする
  2. 油土を使った頭部を作る
  3. 出来上がった頭部から全身を割り出し製図
  4. 製図を土台にしながら充分に時間をかけて人体造形を進める
  5. 肌の表現 (塗り・布貼り等)
  6. 面相・髪付け
  7. 衣装
  8. 完成した作品のチェック
持ち物

・筆記用具 (鉛筆HB、消しゴム)

・カッターナイフ (サイズ小) と替刃

・アロンアルフア (瞬間接着剤木工用)

稲邉智津子先生作品

浦野由美

経歴

女子美術短期大学彫刻家卒業

本城光太郎氏、岡馬勲氏に師事

個展(銀座人形館)、グループ展ドールファンタジア入選

授業内容

原型を石粉粘土で作ります。

ヘッドから作りサイズが決まったら、ヘッドに合わせて全身を作り、関節を入れていきます。

原型が出来上がったら、石膏型作り→ビスクの流し込み→素焼き→みがき→本焼き→みがき→絵付け→組立の順で進めていきます。

持ち物

作りたい人形のイメージになるもの(写真やイラストなど)

エプロン、ふきん、作ったヘッドを持ち帰るための箱(サイズは作りたい大きさによる)、ヘラ、カッター等手持ちの道具があればそれをお持ちください。

粘土、芯材等は学校で購入できます。

浦野由美先生作品

河津明美(衣装)

経歴

大学卒業後、バンタンデザイン研究所でパターンを学ぶ。アパレルメーカー勤務後(株)パジコ、 (株)コレクターズコレクションでアンティークドール企画に従事

ミワドール工房では衣裳担当、アートマスターズスクールでは衣裳とアンティークドールレプリカを指導

アンティークドール展(銀座人形館エンジェルドールズ)に毎年出品

創作人形館ミワドール(伊豆高原)に作品展示

授業内容

衣装

衣裳は長い人形作りの最後の仕上げです。同じ人形でも衣裳と髪型で印象が変わります。 基礎からしっかり習得することが人形のグレードアップにつながります。

洋服はビスク、石塑、コンポジションetc それぞれの人形の体型から立体技法によりシーチングで原型をとります。 それを基にそれぞれの作りたいイメージデザインにパターン展開していきます。平面、立体併用

デザインに合った生地、レース、付属品等の選び方などきめこまかくご指導いたします。

人形の着物は初めての方でも簡単に作れるタイプ(ミシン、手縫い)から本格的な仕立てまで習得できます。 帯、被布、足袋、じゅばん、小物など着物に合せて作ります。

●アンティークドールリプロダクション

ジュモウ、ブリュ、AT、マルクなど多数。磨き、メイクから洋服、靴作りまでご指導いたします。 初心者向けのキットもご用意しております。

持ち物

お裁縫用具(裁ちはさみ、糸切りはさみ、シルクピン、縫針、リッパー、メジャー、定規、筆記用具、ノート、シーチング)

作りたい洋服のデザイン資料

河津明美先生作品

ビスクドール制作過程

STEP
設計図を描く

実際の制作サイズで設計図を作ります。年令、性別、イメージをもとに頭身を決めていきます。 今後この設計図に沿って各パーツを作成していきます。

STEP
心材を削る

スチロールの芯材を設計図に基づいて削っていきます。粘土を巻き付けるので少し細めにします。

STEP
原型制作

石粉粘土を巻き付け骨格、筋肉を意識ながら、粘土を盛っては削りをくりかえし作りたい形に近づけて行きます。  制作過程の中で一番時間がかかる山場です。美術解剖学の知識やデッサン力などが必要とされるところです。 じっくりと納得がいくまで取り組むことで力がついていきます。

STEP
原型完成

原型が出来上がりましたら、芯材を掻き出しゴムでジョイントし、バランスをみます。自立すればOKです。

STEP
油土壁作り

いよいよ石膏型を作ります。パーティングラインに沿って油土の壁を作ります。

STEP
石膏型制作

周りを板で囲み石膏を流します。これを表と裏それぞれ作業します。

STEP
鋳込み作業

出来上がった型にポーセレンスリップを流し込みます。

STEP
焼成

型から抜いたパーツを磨いていよいよ焼成です。1230度で約8時間焼成しますと15%小さくなります。

STEP
絵付け

焼けたパーツに色付けをして730度で焼成します。これを2回~3回くりかえします。

STEP
本体組み立て

ジョイント部分に皮を貼りゴムを通して組み立てます。

STEP
本体完成

本体が完成しました。バランスがとれているため、スタンドがなくても自立します。

STEP
衣裳立体原型

シーチングで立体原型を取り、希望のデザインに平面展開し型紙を作成。

STEP
髪の毛貼り

人毛やモヘア、化繊などコテを使って丁寧に頭に貼っていきます。

STEP
衣裳本縫い

出来上がった型紙を基に、必要であれば仮縫いをして、本縫いへと進みます。

STEP
靴制作

足に合わせて型紙をつくり、好みのデザインに仕上げます。

STEP
完成

原型から衣裳まですべてオリジナルの創作ビスクドールが出来上がりました。

校外学習

創作人形科マスターコースでは春と秋2回の校外学習を行っております。 美術館見学、映画鑑賞、ディズニーなど人形制作のエッセンスとして楽しみながら学んでいます。